クロスバイク用のタイヤはこう選ぶ!

今回はクロスバイクタイヤの特徴を解説しつつ、タイヤの選び方を紹介していきます。タイヤによって乗り心地は全然違います。ぜひ参考に自分にあったタイヤを選んでください。

一般的なママチャリとクロスバイクは、外見も異なれば走行性や乗り心地も全く異なりますが、それを決定付けているのは「タイヤの違い」でもあります。

どのようなタイヤを選ぶのかによってクロスバイクの楽しみ方も変わるといっても過言ではないほど、タイヤの種類やサイズは走行性に大きな影響を与えます。

そこで今回は、クロスバイクに合うタイヤの選び方はもちろん、クロスバイク用のおすすめタイヤについてもご紹介します。

 

クロスバイク用のタイヤって?

 

クロスバイク用のタイヤの太さは「28C~35C」が主流ですが、このサイズはママチャリよりも細くてロードバイクよりも太いサイズ感です。

ママチャリよりも細いことで加速性能を高め、ロードバイクより太くすることで安定感のある走りを実現させているバランス良く仕上げてあるという特徴があります。

クロスバイク用のタイヤは「一般的なママチャリよりも快適に走れて安定性も兼ね備えている」ともいえ、街乗りからちょっとしたツーリングまで幅広く活用することができると大人気!

クロスバイク用のタイヤの選び方

 

クロスバイクのタイヤと一言でいっても、その種類は「幅の細いもの」「幅の広いもの」「硬いタイヤ」「柔らかいタイヤ」など実に豊富です。

ここでは、目的に合わせたクロスバイクタイヤの選び方についてまとめてみたいと思います。

タイヤの太さで選ぶ

 

クロスバイクの一般的な太さは「28C」ですが、バイクの種類や好みによって23C〜35C幅のタイヤを装着する場合もあります。

幅広のタイヤと細いタイヤにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自分がどのような走りをしたいかによって選んでください。

幅広タイヤの特徴

 

幅広のタイヤは安定感が抜群で乗り心地が良く、体に伝わってくる振動や衝撃を減少させることが可能!

しかし、安定性と引き換えに加速力が低下するため、スピードを優先させたい人には不向きのタイヤといえるでしょう。

どっしりと安定した走りを楽しみたい人は、ママチャリとほとんと同じ幅の「35C」を目安にタイヤ選びを進めてみてください。

細いタイヤの特徴

 

細いタイヤの特徴は、なんといっても軽やかな走行性と抜群の加速力!風をきって走る感覚は、なんともいえない爽快感に溢れていますよね。

ただし、タイヤが細い分、高圧の硬いタイヤで走行することになり、段差や地面の衝撃がダイレクトに体へと伝わってきます。

また、23Cほどの細いタイヤの場合、路上の溝やちょっとした穴にもハマりやすくなってしまうことも。

細いタイヤなので空気が抜けやすく、定期的に空気を入れたり空気圧をチェックしたりすする必要があります。

トレッドで選ぶ

 

トレッドとはタイヤの「溝」のこと。

クロスバイクのトレッドは「溝がないスリックタイヤ」と「溝があるオールコンディションタイヤ」の2種類に分けられ、それぞれに乗り味が異なるため、トレッドで選んでみるのもいいでしょう。

スリックタイヤの特徴

 

溝がなくツルツルとしたタイヤの印象を受けるスリックタイヤは、一見すると「滑りやすそう…」という印象を与えてしまいますが、実は溝があってもなくてもスピードが出ていればグリップ力に大差はありません。

というのも、スリックタイヤは「タイヤの表面が路面と摩擦する際に発生する熱」によって、タイヤの表面を溶かしてグリップ力を発揮しているから。

また、スリックタイヤはゴムが厚いので、パンクしにくいのも特徴的です。

オールコンディションタイヤの特徴

 

クロスバイクのほとんどには溝があるオールコンディションタイヤが装着されていて、砂利道ではスリックタイヤに比べてかなりの安定感を発揮してくれます。

溝があるオールコンディションタイヤはグリップ力が高そうですが、溝があることで地面との接地面が少なくなれば滑りやすくなってしまうことも頭に入れておきましょう。

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