前回紹介した基本アイテムに加え、グローブやアームカバーやレッグカバーは日焼け対策にあるといいアイテムです。
日焼けは、見た目の問題だけではなく、体温の上昇や、体力消耗等、熱中症などの危険性を高めます。
こういった小物のいいところは、着脱が容易にできることです。
夏の場合、暑ければ外すこともできるのではじめから長袖のものを着込むより柔軟性が高くなります。
実は冬の寒い時期には、体温が下がりやすい末端の部位を守ることができるので、冬のサイクリングにも効果を発揮します。
こういったアイテムはサイクル用のものでなくとも、普通のアームウォーマーやレッグウォーマーでもいいと思います。
グローブは夏や冬用や両用のものが販売されているので、快適なものを使い分けてください。
ハンドルをしっかりグリップするためのものなので、普通の手袋はNGです。
シューズやソックスもサイクリングに適したものがありますが、基本的にはスポーツシューズとソックスで問題ないと考えています。
シューズもソックスも走行中は蒸れるので、気になる方は通気性のいいシューズやソックスを選ぶといいでしょう。
それ以上にソックスとシューズはフィット感が大事です。
シューズに隙間があると、走行中にすごい違和感を感じるので、サイズが足にぴったりになるようにどちらも選んだほうがいいと思います。
また、服装ではないですがサイクリングを楽しむアイテムとしてアクションカメラをおすすめします。
GoProなどのアクションカメラをヘルメットや自転車本体に取り付けて走ると迫力のある映像が撮れます。
お気に入りのサイクリングをYouTubeやインスタグラムで紹介する際に使ってみてはいかがでいょうか。
結局サイクリング初心者は何を着ればいい?注意点は?
いろいろとアイテムを紹介してきましたが、結局のところ動きやすければなんでもいいのではないかと思ってしまいます。
やはりサイクリングの目的によって服装も変わってきますので、初心者の方はいきなりサイクリングウェアを全部揃える必要はないと思います。
ただ、あまりに無防備だとせっかくの楽しいサイクリングが台無しになってしまいかねませんので、初心者の方に向けてサイクリングの服装における注意点をまとめたいと思います。
初心者の方は最低限のサイクルウェアでOK
サイクルウェアを着るのはおおまかに以下のような目的があります。
- 空気抵抗を減らして速度を落とさず走るため
- 快適性や体温を適切に保つため
- 安全に走行をするため
このなかで切り捨てられないのは、安全に走行することです。
快適性や体温の維持も重要ですが、これはサイクリングの内容によるところが大きいので、ヒルクライムやロングライドなどの激しい運動をしなければ、そこまで服装に神経質になる必要はないかもしれません。
空気抵抗も初心者の方はあまり気にしないでいいと思います。
そう考えると、最低限必要な装備は、安全のためにヘルメット、お尻を守るためにサイクルパンツがあればいいと思います。
サイクルジャージは速乾性のあるインナータイプのものにして、上に何かを羽織れば大丈夫でしょう。
あとの装備はお手持ちのものや、実際にサイクリングに出かけてみてから買い増していくのがいいと思います。
あと、サイクリングに出かける頻度が多い場合でしたら、数パターンウェアを用意していくと楽です。
安くてカジュアルなウェアで代用する
本格的なサイクリングウェアは、いろいろ揃えると高く付いてしまいます。
なので、手を抜けるものや手ごろなもので代用できるといいですよね。
ユニクロのウェアが意外とおすすめ
リーズナブルかつファッション性や機能性に富んだラインナップがあるユニクロがサイクリングのシーンでも使えます。
カジュアルでも機能性の高いスポーツウェアは何かと値段が高いものが多いですが、ユニクロの商品はそういった意味では万能です。
ユニクロ以外にも様々なブランドがありますが、リーズナブルなブランド代用できるものはないか、サイクリングファッションを探す楽しみもあります。
コスパのいいウェアの組み合わせを自分で考えるのも楽しいですので、いろいろと探してみてください。
まとめ
サイクリングの服装に悩むとき、まるで正解があるような感覚に陥りますが、結局は自分が気に入ることと安全で快適にサイクリングができればそれでOKだと思います。
もちろん、お金をかけてでもかたちから入りたい方もいらっしゃると思いますし、できるだけ安く済ませたいという方もいらっしゃると思います。
どれも間違っていません。
ただ、サイクリングはスポーツであり、事故や怪我などのリスクがあるということを考えると最低限の装備は必要かと思います。
富士登山にTシャツ、ジーパン、スニーカーだけで登る人はいませんよね。
やはりそれなりの格好はあると思いますので、気張りすぎることなく、サイクリングを侮ることなく服装を決めるのがいいでしょう。